ヨガ初心者アドバイザーの串本が、基本的なヨガの動きを学んだ人たちに次へのチャレンジができるよう応用的なヨガメニューを作成しました!その名も「ヨガアドバンス72」
今回は捻りのローランジです!
捻りのローランジとは
捻りのローランジは、身体に捻りを加えた「ひばりのポーズ」から派生したポーズです。身体を捻るためには、体幹の強さが必要ですが、同時に身体を支える下半身後面の筋肉も強化されます。
特に、階段の昇り降りや床からの立ち上がりで下半身が不安定に感じるシニア層には、下半身強化のためにねじりのローランジをおすすめします。
このポーズは野球のピッチング動作に似ているため、野球を始めたいと考えているキッズたちにもピッチング練習の一環として取り入れてもいいですね。
また、バレーボール、テニス、サッカーなど上半身を多く使うスポーツや身体を捻るスポーツを始めたいと思っているキッズたちにもおすすめです。ねじりのローランジは、身体全体の柔軟性を高め、スポーツパフォーマンスの向上に役立つことが期待されます。
効果
捻りのローランジの効果はひばりのポーズの効果と同じで太もも前のストレッチと体幹、下半身の強化です。身体を捻るので難易度は少し高くなるので効果も上がります。
身体を安定して捻るには下半身の安定性が必要です。そのためにはお尻の力が重要になります。お尻に力を入れて下半身を安定させて、身体をまっすぐにして捻る感覚はスポーツ動作で重要になります。捻りのローランジで感覚を掴む練習をするようにしましょう。
オススメの人
粘りのローランジをオススメしたい人は身体を捻ると腰が痛くなる人や階段の上り下りやしゃがみ込みがつらい人です。
身体を捻ることで「体幹を使って捻る」感覚を養い、踏ん張ることで下半身の筋力強化ができるので悩み解決の手助けをしてくれるはずです。
そして、膝前に違和感がある人にもオススメです。原因となる太もも前の筋肉の硬さをストレッチすることが悩みを解決してくれるはずです。
職業タイプ別だとしゃがみ込みや中腰姿勢の頻度が多いしゃがみ込み仕事や身体を捻る機会もある重たい物を持つ仕事の人です。下半身、体幹の強さがとても重要な仕事の人にオススメです。
また、長時間座って股関節周りが硬くなりやすい長距離ドライバー、デスクワークの人にもオススメです。
ポイント
捻りのローランジのポイントは下半身を安定させて身体をまっすぐにして捻るかです。
踏み出す足の膝を直角に曲げて真っ正面に向けることで下半身が安定してきます。バランスが悪いと肩を上げて過剰に力が入ってしまいます。肩はリラックスしてお腹と下半身に力を入れてバランスを取りましょう。
背骨の可動域が悪いと頭から捻りやすいのですが、これだと首を過剰に捻って痛めてしまう可能性があるのでお腹から捻るように意識しましょう。
注意点
捻りのローランジの注意点は急性期の強い腰痛の時はやらないことです。無理にすると悪化する可能性があります。
やり方
まとめ
今回は捻りのローランジについて解説しました!
ねじりのローランジは、身体に捻りを加えたポーズであり、体幹の強さを必要とする下半身強化の効果があります。シニア層には床からの立ち上がりや階段昇降の安定性向上の効果があります。
これから野球を始めるキッズにはピッチング練習などのフォーム確立の練習にもオススメです。もちろん他の競技においても柔軟性を高め、スポーツパフォーマンス向上にも役立ちます。ぜひトライしてみてください!
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